オーストラリア:Queensland州ブリスベン 近日IR事業者選定 Echo、Crownのコンソーシアム

  • 2015/7/18
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既報の通り、オーストラリアのクイーズランド州の州都ブリスベンの中心部Queen’s WharfにおけるIR選定が目前である。7月14日の州予算の会議の後、1-2週間で結果が発表される見通し。

オーストラリアの二大企業であるEcho Entertainment、Crown Resortsのコンソーシアムの一騎打ちの状況。それぞれAUD2-3bn(1,900億円-2,700億円)のプロジェクトを提案。いずれにしても、クイーンズランド州の最大の開発プロジェクトとなる。

17日、現地の経済メディアがそれぞれのコンソーシアムの最新情報をまとめた。それぞれ中華系大手企業とコンソーシアムを組んだが、その狙いは中国人の富裕層の顧客送客力への期待。

Echo Entertainmentは中国のChow Tai Fook Enterprises(周大福)、Far Eastとコンソーシアムを形成。Echo Entertainmentの株式所有率は50%(住宅部分を除く、)。Chow Tai Fook Enterprisesは香港のコングロマリット。傘下には世界最大の宝石小売業であるChow Tai Fook Jewellery(子会社)、中国最大級のデパート会社かつ香港最大の不動産開発業者であるNew World Development(50%出資)、そして大手ホテル所有会社もある。

一方、Crown Resortsは中国のGreenland Holdingsとコンソーシアムを形成。出資比率は非公開。Greenland Holdingsは株式の45%は国(国営ファンド)で所有されており、時価総額は$45bn(約5.4兆円)の巨大不動産開発業者。世界で大型開発を進めており、オーストラリアでも複数の案件が進行中。また、ホテルアセットも大量の保有する。

こうしてみると、今回の評価ポイントは、Echo Entertainment、Crown Resortsの提案力のみならず、中国側パートナーの送客力、コミットメントも大きいと考えられる。

Echo Entertainment、Crown Resortsは現在のところ、オーストラリア三大市場である、ビクトリア州メルボルン(Crown Resorts)、クイーズランド州ブリスベン(Echo Entertainment)、ニューサウスウェルス州シドニー(Echo Entertainment)をそれぞれ単独寡占する。

しかし、ニューサウスウェルス州シドニーについては、2013年にCrown Resortsが新規プロジェクト(Barangaroo。VIP専用カジノ。投資額AUD2bn。2019年開業予定)の承認を得て、Echo Entertainmentの寡占を崩す方向となった。

今回選定されるIRはブリスベンで二つ目となる。Echo Entertainmentが既存施設Treasury Casinoを有する。仮に、Echo Entertainmentが今回のIRを落とせば、シドニー、ブリスベン両方の寡占ステイタスを失うことになる。

現在、オーストラリアにはカジノ市場は13施設(うち、クイーンズランド州が4つ)あり、カジノ市場規模はA$3.5bnほど(2013年推定。1A$90円とすれば、約3,200億円)。
1996年のthe Reef Hotel Casino(クイーンズランド州ケアンズ)の開業以来、新しい開業はなかった。 現在、ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州で3つの新規プロジェクトが進行中。
このブリスベンが始動すれば、4つめの新規プロジェクトとなる。

調査会社の中には、オーストラリアのカジノ市場が2020年にA6.2bn規模となるとの予想がある。新しい施設群が牽引する見通し。

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