米国:ニューヨーク州 政府は2015年内のIRライセンス付与を強調 事業者、地元は1年間ひたすら待つ

  • 2015/11/9
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2014年12月、ニューヨーク州政府はアップステートニューヨークに3つのカジノを含む統合リゾート(IR)のプロジェクト選定した。16の応募から絞り込んだ。
Thompson・CatskillsのMontreign Resort Casino(投資額$750mn)、Finger LakesエリアのLago Resort & Casino(投資額$425mn)、SchenectadyのRivers Casino & Resort(投資額$300mn)である。

州ゲーミングコミッションは、約1年をかけて、背面調査、必要な法制整備、事業計画の詳細レビューを実施。州政府は着実に作業を進めており、2015年にライセンスを付与する方針を強調した。

事業者、地元コミュニティは1年間、ひたすら待つ状況。一日でも早いライセンス付与を願っている。この間に事業者ができることは、サイトクリーニン グ、水道整備、駐車場の地下掘削など。事業者のファイナンス(資金調達)のスキームの多くは、ライセンス保有が条件であり、本格工事はライセンス付与後と なる。

一方、一部の地域では、1年間で、反対派・慎重派の活動が再燃。州政府は、事業者、自治体に対して、プロジェクトの場所、計画について、地元タウンボードの承認を得ることを要件とした。そのプロセスのやり直しを求める動き。
事業者、自治体は、そうした反対派・慎重派の主張にも粘り強く対応する必要がある。

ニューヨーク州のカジノを含む統合リゾート(IR)は、民主党のAndrew M. Cuomo知事が積極推進しているプロジェクト。

2013年11月、ニューヨーク州は住民投票により、州憲法を改正し、ラスベガス式のカジノを含む統合リゾート(IR)設置を決定した。規定では、 州は当面アップステートニューヨークに4つのIRを設置し、将来的には追加で3つのIRを設置(追加はニューヨーク市も対象)が可能。

2014年12月、州周政府は前記3つのプロジェクトを選定。2015年10月、州政府は4つめのプロジェクトを選定。4つめのプロジェクトは、ペ ンシルバニア州境に位置し、現在レーシーノ(Slot-Only)であるTioga Downs CasinoのIR改装(投資額$195mn)。

ニューヨーク州には、現在、5つのインディアンカジノ、9つのレーシーノ(競馬などのレース場に設置されたスロットパーラー)があり、カジノ市場規模(GGR)は30億ドル(約3,600億円)。
しかし、州内施設のアトラクションは強くなく、ニューヨーク州、とくにニューヨーク市はアトランティックシティやコネチカット州のカジノ施設への大送客マーケットであった。

ここにきて、米国の東海岸では従来の送客元であったマサチューセッツ州、ニューヨーク州などがIRを新設する動きとなっている。

カジノIRジャパン

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