米国:マサチューセッツ州 MGM Springfield 会社側は投資額が$950mnに拡大と主張 逆風が重なる

  • 2015/11/24
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18日、19日、MGM Resorts International(MGM)はマサチューセッツ州のMGM Springfieldの計画変更について、それぞれ市の担当者、州ゲーミングコミッションに対して説明、質疑応答を行った。

計画変更は、市、州の承認を必要とする。市の都市開発担当部局、議会、市長、州のゲーミングコミッション、環境規制当局など。計画変更の承認プロセスには膨大な作業を要する。
MGMは年内の縮小案承認を期待している。

MGMは、計画変更案はむしろ改善であり、投資額は$860mnから$950mn(1,140億円)に増加すると主張した。計画変更案は施設規模を約14%縮小するものの、建設費の高騰しており、結果として投資額増となった。

具体的な変更部分は、1)25階建てのホテルを建設を中止し、6階建てのホテルに変更(室数は250室で変わらず)、2)住居棟をサイトから外し、ダウンタウンの別の場所に移動、3)チャイルドケア施設の整備、4)リテイルスペースの拡張、など。

メディアは、MGM SpringfieldがMGMにとって問題案件となっていると指摘。

MGM Springfieldの当初計画は、投資額$760mn、完成予定は2017年後半であった。設備概要は、ゲーミングフロアはスロット3,000台、 テーブル100台、ホテル250室、リテイル&レストラン6,000㎡、MICEスぺース3,000㎡、駐車場3,500台分であった。
現在、投資額は$950mnに膨らみ、完成予定2018年8月(開業予定2018年9月5日)となった。

MGM Springfieldの事業収支見通しは、ライセンスを受けた2014年当時から大きく変化した。これは、
1)アップステートニューヨークで3つのIR実現が決定
2)完成時期が2017年秋から1年後ずれ
3)コネチカット州内で3つのカジノ施設がマサチューセッツ州境に設置される方向が決定(MGM Springfieldはコネチカット州境に位置する)
4)マサチューセッツ州南東部で長年議論されてきたインディアンIRが実現する方向となった

すでに、施設間競争の激化が進行しているわけだ。米国のカジノ、IR業界は、通常の小売ビジネスのように常に近隣に競合店が出現するリスクを抱えている。そして、開発スケジュールの遅れ、交通インフラの整備の遅れがプロジェクトの長期収支にも影響する。

一方、アジア各国は、政府が施設数、設置場所をコントロールするために、事業者からみれば、長期安定的な商圏が約束される。

カジノIRジャパン

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