英国:Genting Resorts World Birmingham近く開業 欧州最大級だが、収益性には懸念

  • 2015/7/20
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GentingグループのGenting Malaysiaは2010年に英国においてカジノ運営会社を買収(現在のGenting UK)。現在、41施設(英国全体には147施設がある)を所有。

Genting UKは英国において、Resorts World Birminghamを開発中。投資額はUS$230mn(約280億円)、20015年下期に開業予定。
現在、開発の最終段階にある。

同プロジェクトは、既存大型展示施設に隣接しており、ホテル180室、モール、映画、飲食、Spaを含む、統合リゾート。会社側は「英国初、かつ、欧州最大級のカジノを含む統合リゾート(IR)」とアピールしている。

ただし、事業採算性については、Genting UKトップも慎重であり、同プロジェクトは実験的意味合いが強いことを認めている。

Resorts World Birminghamは2005年ギャンブル法におけるLarge Casinoカテゴリー。同法はLarge Casinoのカジノ施設の内容を厳しく制限している。また、カジノ税率も租利益レベルに応じて、最大50%と高い。

2005年ギャンブル法(the Gambling Act 2005)は2種類の新たなカジノ設置を認めた。ラージ・カジノ(Large Casino)、スモール・カジノ(Small Casino)であり、それぞれ8つずつの設置を認めた。
Large Casinoは最低1,500㎡の広さ、150台までのカテゴリーB(賭け金・賞金に制限有り)のジャックポット・ゲーミング・マシーン(賞金は最高4,000ポンド)を設置可能。
Small Casinoは、80台までのカテゴリーBのジャックポット・ゲーミング・マシーンを設置可能。

現在、Large Casinoは二つしか開業していない。両方ともAspers(英国AspinallとオーストラリアのCrown Resortsの合弁)の運営である。
Small Casinosは一つも開業していない。

なお、2005年ギャンブル法は当初、1つのリージョナル・カジノ(Regional Casino)の設置を認めたが、その後、政権が変わり、2011年1月にリージョナル・カジノを廃止することが決定した。
リージョナル・カジノ(Regional Casino)はホテル、ライブエンタテインメント、MICE、飲食などを含むラスベガス式の統合リゾート(IR)であり、スーパー・カジノ(super casino)とも呼ばれた。
カジノフロアは最低5,000㎡の広さで、1,250台までのカテゴリ-A(賭け金・賞金が無制限)のジャックポット・ゲーミング・マシーンを設置可能。
ちなみに、2005年ギャンブル法は法案段階では8つのリージョナル・カジノ設置を想定したが、成案段階では1つに縮小した経緯がある。

英国の2005年ギャンブル法は、推進側の経済効果、産業育成、地方創生の願いと、反対側の依存症の懸念の綱引きの結果、実効性に乏しい内容となった。
日本は英国2005年ギャンブル法から10年後に、合法化議論を行っている。この10年間で世界においてさまざまな実績データが積み上がっている。そうした実績データを分析し、結論を出せる環境を大いに活用したい。

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