観光庁 国際会議等担当参事官室 インタビュー「なぜ、日本経済にとってMICEは重要なのか?」

  • 2015/7/28
  • 観光庁 国際会議等担当参事官室 インタビュー「なぜ、日本経済にとってMICEは重要なのか?」 はコメントを受け付けていません。

カジノを含む統合リゾート(IR)の大きな目的の一つは、MICEの整備・強化である。MICEとは、Meeting(会議・研修)、Incentive tour(招待旅行)、ConferenceまたはConvention(国際会議・学術会議)、ExhibitionまたはEvent(展示会)の4つの頭文字を合わせた言葉である。

今回、カジノIRジャパンは国土交通省の外局として、MICE推進を所管する観光庁 国際会議等担当参事官室に書面インタビューを行った。そして、国がMICE推進を重視する理由、地方創生への貢献、そして日本のMICEの現状と課題、その対処策について伺った。

平成27年7月28日
観光庁 国際会議等担当参事官室

なぜ、日本経済にとってMICEは重要なのか?

観光は、政府の成長戦略の中でも重要な柱の一つとして位置付けられており、「観光立国」を目指す取り組みは、経済成長、地域活性化、雇用拡大を含め大きな効果が期待できるもの。

その中でも、大きな経済波及効果等を有するMICEは、様々な分野間やステークホルダー間を結びつけて新たなビジネス機会やイノベーションの創出に大きく資することや、都市の競争力・ブランド向上に大きな役割を果たすことから、国を挙げてMICE誘致・開催に取り組んでいく必要がある。

MICEと地方創生。MICEはどのように地方創生に貢献するか?

地域の特色や魅力を生かして、MICEに成功している事例として、例えば、愛媛県今治市においては、国内における海事産業の集積地である強みを生かし、国際海事展を隔年で開催している。
また、2013年に山梨県富士吉田市で開催された「国際コモンズ学会第14回世界大会」では、地域住民も積極的に会議開催の支援を行い、地場産業である織物を用いた記念品の作成や地元食材を使ったレセプションの開催など、地域経済や地域特産品のPRにも貢献している。

日本のMICEの現状は? アジア各国との競争力

国際会議関連団体・事業者を会員とする国際団体のICCA (国際会議協会:International Congress and Convention Association) の統計によれば、世界全体の国際会議の開催件数は年々増加傾向にある。

開催地域別の件数の推移をみると、国際機関・学会の本部の多くが設置されている欧州が世界全体の約半数を占めているものの、急速な経済成長を背景にアジアや南米地域は特に開催件数の伸びが高い。

アジア太平洋地域を国別に見ると、日本を含む主要5カ国(日本、中国、韓国、シンガポール、豪州)は近年全て開催件数を伸ばしている。
この5カ国内に占める日本のシェアは、25%程度で横ばいが続いているが、ICCAによる国別の国際会議開催統計件数で日本はアジア地域において、3年連続アジア1位を保っている。

日本のMICEの課題は何か?どうしたらその課題が解決できるのか?

近年、アジアの競合国である中国、韓国、シンガポール、豪州をはじめ、その他のアジア諸国がMICE誘致の取組を強化しており、日本は厳しい誘致競争にさらされている。

厳しい誘致競争に打ち勝つため、世界のトップレベルの誘致能力・体制・受入環境を持つMICE都市を育成する必要がある。このため、我が国においては、グローバルMICE強化都市を選定し、海外アドバイザーの派遣など集中的な支援を行っている。

また、我が国は世界トップ水準で活躍する研究機関・学協会や企業を有することが強みであるが、一方で、こうした影響力が大きい多くの国内の研究者等は、業務多忙や費用面の課題等の理由から、MICE誘致に積極的に関与できていない。
そこで、国内外に対し、発信力やネットワークを有する方々を「MICEアンバサダー」に就任していただき、政府からの支援を受けながら、「日本の顔」として国内外における広報活動や誘致活動に寄与していただくことで、MICE誘致の促進を行っている。

さらに、我が国において開発が遅れているユニークベニューの施設開発・促進にも力を入れ、日英両言語による施設リストを作成し海外発信等の取組を行っていく予定である。

観光庁-関連HP:
観光庁TOP
観光庁-政策について-MICEの開催・誘致の推進

観光庁 国際会議等担当参事官室

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

  1. VIPバカラに新テーブル登場!

    オンラインカジノ ワイルドジャングルカジノ 【VIPバカラに新テーブル登場!】マックスベットは1万…

おすすめ記事

  1. ベラジョンカジノから【速報】です。   スマホで遊べることでも日本でも人気…
  2. エンパイアカジノで遊んでいて気になった点がいくつかあったので、サポートの方に直接きいてみました♪ …
  3. 40ドルベットでのプレイ中に獲得した無料ゲームの1スピン目に、スキャッター絵柄が5個揃い、合計ベット…

話題をチェック!

  1. 一般フロアで更にミニバカラであれば、日本のゲームセンター程度の額で参加できてしまうカジノの「バカラ」…
  2. 2015年1月で、マカオ全体の「いわゆるギャンブル」の収益が、8ヶ月連続で下落したと発表されました。…

アーカイブ

ページ上部へ戻る