USJ買収劇の裏に再上場への「待った」=ダイヤモンド・オンライン

  • 2015/10/6
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週刊ダイヤモンドが、ユー・エス・ジェイ(USJ、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン運営)が米国大手メディアグループであるコムキャスト(映画テレビ事業のNBCユニバーサルを傘下に持つ)の子会社となることになった背景を推測レポート。

9月28日、コムキャストはNBCユニバーサルを通じ、USJの株式を51%を取得すると発表。コムキャストの株式51%の取得価額は15億ドル(約1,830億円)。
USJは5月に東京証券取引所に再上場申請していたが、今回の取り引きの結果、再上場を中止することになった。ちなみに、事前のメディア報道では、USJの上場時の想定時価総額は6,000-8,000億円であったが、取引価額はそれと比較して低い水準となった。
USJは近い将来は再上場しない方針。
なお、取引発表時点ではコムキャストとUSJの間に資本関係ない(コムキャストからUSJへのライセンス契約のみ)。

ダイヤモンドオンラインは、今回の取り引きの背景を、東証が最終段階でUSJの再上場を認めなかったことと推測。東証はMBOした企業の再上場には厳しいスタンス。
今回取引前の大株主であったゴールマンサックス社系列のファンド、その他PEファンドは、エクジットとして、コムキャストへの売却に踏み切ったと分析。

ダイヤモンドオンラインはUSJの成長シナリオを考察。

ポイントの一つは、独自コンテンツ展開を維持できるかどうか。USJの人気復活の一つの背景は、NBCユニバーサルから離れた、日本独自のコンテンツIPの活用がある。

もう一つのポイントは、事業の多角化の成否。USJの多角化の方向性は、1)沖縄の自然をテーマにしたパーク、2)中国などアジアにおける日本の IPを軸にしたテーマパーク展開、3)カジノを含む統合リゾート(IR)への参画、4)その他(ホテル、ショッピングモール、飲食店チェーン、クルーズな ど)。
それぞれ実現性、収益性は不透明感が強いと分析。1)は採算性の確保が容易ではない。2)はIP所有各社の協力が得られず、立ち消えとなったもよう。3)はIR推進法案の成立が送れている。

直近まで、USJ、グレンガンペルCEOは日本のカジノを含む統合リゾート(IR)への事業意欲を公言してきた。今後、コムキャスト傘下となり、新CEOを迎える中、USJのIRへの取り組みの行方が注目される。
USJのグレン・ガンペル最高経営責任者(CEO)は今回の取引終了後に退任する。後任はコムキャストグループのユニバーサル・パークス&リゾーツのジャン・ルイ・ボニエ最高財務責任者(CFO)の予定。

USJの2015年3月期業績は、売上高1,385億円、前期比44%増、営業利益390億円、前期比61%増。営業利益は二期連続で過去最高を更新。
入場者数は約1270万人、同21%増と13期ぶりに過去最高を更新。ちなみに、入場者数のうち、訪日外国人は100万人弱。

一方では、東アジアにおけるテーマパークの競争は激しくなる方向。2016年春には上海にディズニーランド(ウォルト・ディズニー社と上海市が約6,500億円を投資)、一方、北京ではユニバーサル・スタジオの建設計画がある。

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