29日に参院内で「ギャンブル依存症対策推進のための超党派勉強会」設立総会が開催

  • 2015/7/28
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29日に衆参の国会議員による「ギャンブル依存症対策推進のための超党派勉強会」設立総会が開催されることが分かった。発起人は宇都隆史参議院議員、薬師寺みちよ参議院議員ら14名の国会議員で、「国際観光産業振興議員連盟」(IR議連)副会長の中山恭子参議院議員(次世代の党)やIR推進法案に反対している大門実紀史参議院議員も名を連ねている。

勉強会の設立趣意書では、ギャンブル依存症は2013年の厚生労働科学研究の調査によると国内に推計で536万人の患者がいるとのデータもある一方で、これまで患者本人の資質の問題と扱われてきており、その研究や精神科病院や回復施設も少なく、国や地方自治体による十分な対策も講じられているとは言い難いとしている。勉強会では健全な娯楽としてギャンブルを楽しむことは十分に認めるスタンスで、今後、ギャンブル依存症についての実態の把握、情報収集、患者本人やその家族への支援などを目的に、治療法と保険、対策費の在り方、回復施設や社会復帰支援策などを中心に議論を重ねる。

29日は勉強会設立にあたって役員人事や運営方針について話し合いが行われるほか、ギャンブル依存症の現状レポートとして医師の蒲生裕司氏(こころのホスピタル町田副院長、北里大学医学部診療講師)、佐藤拓氏(成瀬メンタルクリニック院長)、勉強会のオブザーバーを務める田中紀子氏(ギャンブル依存症問題を考える会理事長)が講演を行う予定だ。

今月16日に一連の安保法制が衆議院を通過したことで、関係者の間ではカジノを含む統合型リゾート(IR)の導入を認める「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」(IR推進法案)の国会審議スタートへの期待が高まっている。ギャンブル依存症の問題についても既存の公営競技やパチンコを原因として長年放置されてきたものが、IR推進法案の議論とともに報道の注目が集まっており、早急な対策の整備が望まれる。(カジノIRジャパン記者 佐藤亮平)

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